【天皇賞春特集】 菊花賞馬2頭

 

こちらは天皇賞春特集の3枚目です。

 

 

ここでは17年の菊花賞馬キセキと18年の菊花賞馬フィエールマンの2頭を扱います。

 

 

天皇賞春では菊花賞好走馬の成績が非常に良く

 

 

12年1着ビートブラック(菊3着)

12年3着ウインバリアシオン(菊2着)

13年2着トーセンラー(菊3着)

14年2着ウインバリアシオン(菊2着)

15年1着ゴールドシップ菊花賞馬)

16年1着キタサンブラック菊花賞馬)

16年1着キタサンブラック菊花賞馬)

17年3着サトノダイヤモンド菊花賞馬)

18年3着クリンチャー(菊2着)

19年1着フィエールマン(菊花賞馬)

 

 

と、数多く馬券絡みしています。キセキ・フィエールマン以外にもエタリオウ(18年2着)とユーキャンスマイル(18年3着)も菊花賞好走馬なので忘れずに。

 

 

また、前年の菊花賞馬が参戦していればさらに面白いのですが、今年は5着メロディーレーン、12着メイショウテンゲンしか出走しているだけになっています。

 

 

昨年は5頭出走していてこの中から1・2着が出ていただけに、今年は少々物足りません。

 

 

特に4歳世代の菊花賞馬ワールドプレミアが体調整わず回避の運びとなっていて、残念でなりません。姿があればもっと盛り上がっていたでしょうに。

 

 

その分、5・6歳世代の先輩菊花賞馬にかかる期待は大きくなってくるでしょう。

 

 

 

キセキ

 

 

5歳時の昨年は大阪杯宝塚記念と中距離中心のローテ歩んでいました。

 

 

ですが、有馬記念に騎乗したムーア騎手が「この馬はステイヤーだ」とレース後に進言したことで再び長距離路線に舵を切ることになっています。

 

 

とにかくバテないのがこの馬の強味なので距離はいくらあってもいいタイプでしょう。

 

 

もう何度も触れている馬なので今更言う事もないのですが、さすがに近走顕著になっている出遅れ癖は気になる材料になってきます。

 

 

有馬記念阪神大賞典と現在2走続けて出遅れスタートになっています。

 

 

特に前走の阪神大賞典の出遅れ方はひどすぎました。ゲートを出ようとしていませんでしたから、競争馬としては致命的でしょう。

 

 

そういえば、トーセンカンビーナの稿で同じようなことを書いていますが、どちらも角居厩舎の馬なのは偶然なんでしょうかね?

 

 

また、父ルーラーシップも晩年はゲートを出ない事で有名でしたけど、遺伝的なものかもしれないと話す人もいるそうです。

 

 

言われてみればそうなのかもなぁと思うのですが、血統音痴の私が言えることではないのでそこは正直分かりません。

 

 

キセキは前走後にゲートの再審査を受けているのですが、それは問題なく普通にパスしたのだそうです。

 

 

調教でも何度もやっているのですが、問題なく普通にゲートを出ています。

 

 

ただ、ルーラーシップも調教では普通に出て、レースは毎度出遅れてという事でしたから、実際のところはやってみにない事には分かりません。

 

 

とてもブログ内で回答出来ることではないので、何とも言い様がないのが本音です。

 

 

ただ、別に出遅れてしまってもそこからちゃんとリカバー出来ればいいだけの問題だと思います。

 

 

菊花賞の頃までは追込み馬だった訳ですし、後ろから行っても競馬は出来るでしょう。長距離戦ですから、中距離戦ほど致命的でもありません

 

 

実際、出遅れた有馬記念ではムーア騎手がしっかりと折り合いをつけて5着まで押し上げています。

 

 

阪神大賞典の様な雑な騎乗ではなく、柔軟に対応できる騎手なら出遅れたとしてもノーチャンスではないと思います。

 

 

そういう意味では川田騎手から武豊騎手への乗り替わりは大いにプラスになるでしょう。前走からのプラス査定も可能だと思います。

 

 

出たら出たなりで、ダメならダメなりで上手く立ち回って欲しいところです。勝ち負けはともかく3着ぐらいに頑張れる可能性は十分にあると思います。

 

 

なお、馬は6歳となりました。

 

 

同期の皐月賞馬もダービー馬も昨年の有馬記念で引退しています。残されたこの菊花賞馬もそろそろ能力落ちが心配になる頃合いです。

 

 

ただ、厩舎の話を総合するとそういう事は一切ないとの話です。

 

 

さすがに中距離クラスの上位勢とやったらわかりませんが、今回のメンバー相手ならまだはるかに格上と言う認識で良いそうです。

 

 

むしろ遠征していたフランスでの調教が日本ではない環境で行われていたので、この馬にはそれが功を奏しているのだそうです。

 

 

調教施設でもしっかりと踏み込まないと進んで行かないようなコースなので、馬が鍛えられていて強くなって帰国したと言う話でした。

 

 

能力減どころかむしろ昨年よりも強くなっているかもしれません。

 

 

 

フィエールマン

 

 

上述したキセキもそうなのですが、遠征していた凱旋門賞は馬場があまりに悪かったのでレース半ばでヤラずの競馬をしています。

 

 

そのおかげでダメージはほとんどなかったのだそうです。なので有馬記念当時も遠征帰りの割には良い状態で挑むことが出来ていました。

 

 

ですが、それでも遠征帰りのゴタゴタはあったのでスムーズな調整が出来ていたかと言えばそんなこともなく、絶好調のデキとまでは行かなかった模様です。

 

 

そんな状況の中で有馬記念を4着なら良く頑張っていたでしょう。

 

 

また、レースもアーモンドアイをマークして早めに仕掛けたことがかえって後続を呼び込むこととなり、1~3着に差されるという結果でした。

 

 

負けはしましたが敗因ははっきりとしているので、悲観する必要を全く感じておりません。

 

 

不本意な状態、不本意な展開で有馬記念を4着ならこの馬が国内トップクラスの存在であることを再認識させる結果であったと考えています。

 

 

今回は主戦のルメール騎手が戻って来ますので、より確実な騎乗をしてくれるに違いありません。

 

 

瞬発力が高い馬なので速い上がりも使える上に、そのトップスピードを長区間持続する事が出来ます。末脚性能は現役トップクラスと言っても過言ではありません。

 

 

純粋に脚力が高いので展開上の不利をものともせずに跳ね返してしまいます。なので、圏外になったのも前走の有馬記念と、遠征していた凱旋門賞の2戦だけ。

 

 

次元の高い末脚を安定して使えてしまうので取りこぼしようがないのがこの馬の凄いところです。

 

 

ただ、これは以前から言われていた事なのですが、本質的には3000m級の馬ではなかく、2400mぐらいがちょうどよいと関係者は話しています。

 

 

菊花賞天皇賞春の2勝は能力が高いからこなしただけというのが本当の認識のようです。本質的なステイヤーと言う訳でもないのかもしれません。

 

 

それでもこの2つのタイトルを保有した馬はこの10年で多くはいません。昔は当たり前のようにいましたが、この馬も含めて3頭だけです。

 

 

素養なくして出せる偉業ではありませんので、連覇を十分想定できる存在に違いないはずです。

 

 

仮にこの馬がステイヤーではなかったとしても、この馬の能力やパフォーマンスを上回る馬はそうそう現れないと思います。

 

 

あまり気にする必要はないのかもしれません。

 

 

なお、ローテションに関しては有馬記念終了後にはすぐ決まっていたのだそうです。

 

 

天皇賞春では過去に成功例のない臨戦過程になりますが、そういう事も含めて大丈夫と関係者の間で判断されたようです。

 

 

札幌記念のような明らかな叩き台として使っていれば取りこぼしもあるのですが、狙いすました1戦ですからそういう不安はいらないでしょう。

 

 

確かに年明け初戦の馬が天皇賞春で好走した事例など未だありません。

 

 

ですが、昨年も前例のないAJC杯からの直行でこのレースを勝ちましたし、菊花賞ラジオNIKKEI賞から勝てる訳がないと言われながら勝ちました。

 

 

常識を破り続けている馬に、常識を求める必要はないのではないでしょうか?

 

 

それにさすがに今回は感覚が長いという事でいつもより早めに帰厩させて、時間をかけて調整されています。

 

 

仕上がりに抜かりはなさそうで準備万端整っていると言えるでしょう。前走以上は当たり前、良い状態で出走してくることはほぼ間違いがありません。

 

 

気になるのは昨年より1頭多い14頭立ての大外枠を引いているくらいなのでは?

 

 

試練の枠にはなりましたが、展開に注文の付くタイプではないのでこの馬自身が力を発揮することは可能だと思います。

 

 

内枠の利を最大限活かした馬に脚元をすくわれることはあるかもですが、それとて無限にいる訳でもありません。

 

 

そんな場合になったとしてもフィエールマンはゴール前で僅差の勝負を演じていることでしょう。

 

 

 

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