【フェブラリーS特集】後方の馬(追)

 

こちらはフェブラリースS特集の3枚目です。

 

 

まず、フェブラリーSの過去10年における4コーナーを11番手以降で通過した馬の成績がこんな感じです▼

 

 

2勝2着3回3着2回

 

 

1・2着の回数こそ②中段の馬(差)と同数なのですが、3着の回数がかなり少なくこの10年で馬券になった回数が最も少ないカテゴリーになります。

 

 

①前方の馬(逃先)が多く馬券になるような展開が多いので、この関連性は理に適っているところです。

 

 

結局、後ろに構えすぎてしまうとどんなに速い上がりを繰り出せたとしても届かないという実態が見えてきます。

 

 

無論、ハイペースになった場合に出番がない訳ではないので完全無視を決め込めるということは出来ません。

 

 

ですが、このカテゴリーの馬を扱う際には想定した展開を元に取捨する必要があるのでしょう。むやみやたらに買う必要はなさそうです。

 

 

また、前の組が有利=前が止まらないという解釈も成り立ちますので、そういう馬を差し切るには他馬を上回る強靭な脚力を必要とします。

 

 

ここで4コーナー11番手以降から差し届いた7頭を列挙してみます。

 

 

11年2着フリオーソ(⑫⑪:上がり35.7)

12年1着テスタマッタ(⑬⑬:上がり35.7)

12年2着シルクフォーチュン(⑮⑮:上がり35.7)

14年3着ベルシャザール(⑫⑪:上がり35.1)

16年2着ノンコノユメ(⑬⑫:上がり34.7)

17年3着カフジテイク(⑭⑯:上がり34.9)

18年1着ノンコノユメ(⑭⑬:上がり36.1)

 

 

レースの段階で既にGⅠ級レースで入着していた実績馬が多くを占めていました。頂上クラスのレースで勝ち負けを演じてきた馬ばかりということです。

 

 

それなりの脚力を過去に証明していた馬にはやはり警戒が必要です。

 

 

また、GⅠ実績に乏しかった馬でもシルクが4番人気、カフジが1番人気と上位に評価されていた馬に限られており、末脚の威力は広く認知されていたようです。

 

 

このように問題外の馬が突っ込んできたことはなく、何かの拍子で突発的に追い込んでしまった人気薄の激走ケースは見当たりませんでした。

 

 

不利な展開を強引に差し込まないといけないのですから、それ相応の根拠がある馬でないと容易ではないということではないでしょうか?

 

 

なお、このポジションから入着している訳ですから上記7頭は全て上がり最速を記録していました。※12年の1・2着テスタ・シルクの上がりは同タイム

 

 

まぁ、当然の話ですね。

 

 

ただ、今回は極端な追込み馬があまり見受けられるず、本質的には②中段の馬(差)
の方でもいいだろうという馬を下記で扱っています。

 

 

取り上げる馬の基準は少し曖昧な点があるのでご容赦下さい。

 

 

 

フェブラリーSの各特集テーマはこちらから
①前方の馬(逃先)
②中段の馬(差)
③後方の馬(追)

 

 

 

 ヴェンジェンス

 

 

かつては先行していた馬なのでこのカテゴリーに入れるのをためらったのですが、近況のレースを振りから入れることにしました。

 

 

コパノキッキングが勝った1回目のカペラSに出走していたように以前は短距離中心に使われていた馬でした。

 

 

長らく1400mを主戦場にしていましたので、前走から1F短縮されても問題ないように思います。フェブラリーSは距離短縮組の好走も多いので好感の持てるところです。

 

 

臨戦過程や過去のキャリアを合わせて考えるとデータ的に最も買える馬と言えるかもしれません。

 

 

ただ、意外にもマイル戦は今回が初めてになります。その辺はどうなんでしょうかね?

 

 

それに左回りの経験も浅く、右回りの方がよいだろうという見解は陣営の話す通りです。

 

 

プロキオンSでは3着と走りましたけど、チャンピオンズCでは直線で手前を替えずに伸びあぐねていたと話しています。

 

 

左回りだとパフォーマンスが低下する可能性があるのでしょう。

 

 

それに今は京都の1800m戦に拘った使い方をしています。1週コースを一マクリしてというスタイルが定着してきているのも気になる材料です。

 

 

コース形態が大きく変わりますから乗り方は工夫が必要そうです。

 

 

以上を鑑みるに府中のマイル戦が条件的にあっているとはさすがに言えそうにありません。

 

 

なので、陣営も本番のここよりも前走の方に力を入れています。一仕事終えている感じもぬぐえません。

 

 

近走の充実ぶりから怖いところがない訳ではありませんが、今回はその勢いを持っどこまでやれるかという見方が妥当な気が致します。

 

 

なお、この馬も速い脚があるので良馬場よりは、重馬場の方が成績が安定しています。一雨降ればというところでしたが・・・

 

 

キングズガード

 

 

近3走、みやこS・チャンピオンズC・東海Sといずれも上がり最速を記録しています。既に9歳ですが、その末脚に陰りは依然見えません。

 

 

今回も上がりだけは上位の末脚を繰り出すんだと思います。

 

 

もうこの年ですから、上がり目も下がり目もないでしょう。やれることも決まっているのではまるかどうかの問題です。

 

 

これまで何度も話していますように、左回りはモタれる可能性があるという事を何年も前から言い続けていて、それは今も変わっていません。

 

 

なので、左回りの時は決まってラチ沿いを走るようにしています。今回もきっとそうでしょう。

 

 

この馬が馬券に来るとしたらインがぽっかり空いて距離ロスの無いワープ走法が決まった時ではないでしょうか?

 

 

18年のチャンピオンズCで2着だったウェスタールンドみたいな感じです。そういう事がたまにあるので怖いですね。

 

 

今回はどうでしょうか?

 

 

ワンダーリーデル

 

 

昨年のフェブラリーSまでは沖厩舎だったのですが、沖調教師がご勇退されたので安田翔伍厩舎に所属が変わっています。

 

 

面白いのは沖厩舎時代と安田厩舎時代で馬の評価が一変したことです。

 

 

沖厩舎時代では1200~1400mぐらいがベストとされていましたが、安田厩舎になってからはマイルがベストと評価されています。

 

 

実際、安田厩舎の評価の通り武蔵野Sを優勝してしまいました。沖調教師には申し訳ないですが、安田調教師の評価が正しかったという事になります。

 

 

厩舎がそのように考えているので目標はあくまでこのフェブラリーSです。1400m戦だった前走の根岸Sは全くのたたき台と割り切っていました。

 

 

「1400mの速い流れで刺激を与えて、本番のマイル戦で楽に追走出来るようにするのが今回の目的」とレースでの課題がとても具体的になっていました。

 

 

これだけ計算高いとさすがにあなどれませんし、準備万端でこのレースに挑んでいます。馬もかなり調子が上がっているようなので不気味な存在です。

 

 

正直、武蔵野Sは展開がドハマりしていたなぁとも思うのですが、それだけに展開が噛み合うようなら一気に台頭してくる事もあるのかなぁとちょっと思っています。

 

 

とにかく根岸Sの結果は度外視することをお勧めいたします。

 

 

 

フェブラリーSの各特集テーマはこちらから
①前方の馬(逃先)
②中段の馬(差)
③後方の馬(追)