【大阪杯特集】 GⅠ馬以外の出走馬から何頭かを簡単に

 

こちらは大阪杯特集の1枚目になります。

 

 

GⅠ昇格後の3年はなんだかんだとGⅠ級の馬が結果を残しています。

 

 

過去3年で馬券になった9頭中6頭はGⅠ馬であり、2頭はGⅠ2着の経験を持っていました。

 

 

GⅠ実績が全くない状態で結果を出せたのは17年3着のヤマカツエースぐらいです。

 

 

つまり、GⅠでの連対実績のある馬しか大阪杯では連対(2着以上)出来ていいないという見方が出来ます。

 

 

また、ヤマカツが出走していた17年にはGⅠ2着以上の成績を残していた馬が14頭中4頭しかいなかった低レベルの年でありました。

 

 

3着だったとは言えヤマカツの好走は例外中の例外だったと言えるのかもしれません。

 

 

まぁ、3年しか経過していないレースなのでそう厳密である必要もないと思うのですが・・・

 

 

でも、大阪杯で好走するには「GⅠで連対経験のある馬」の方が望ましいと言う事は言って差し支えはないでしょう。

 

 

今年は12頭中半数(6頭)がこれに該当しているので、17年よりも少しハードルが高くなっています。

 

 

この稿で扱う馬がどこまでやれるかは慎重であった方が良いのかもしれません。

 

 

ダノンキングリー

 

 

横山典騎手はなにかとラッキーな方ですね。

 

 

ダノンキングリーはいろいろな事が無ければ今回ルメール騎手が騎乗する予定になっていました。

 

 

横山典騎手は本来はマイスタイルに騎乗するため豪国へ一緒に遠征するつもりでした。そのためダノンキングリーは乗り替わり予定となっていたのです。

 

 

しかし、ドバイに前乗りしてしまったルメール騎手は帰国後2週間の待機をJRA側から打診されて騎乗出来ない状態となり、再び騎手空白と言う事態になってしまいました。

 

 

そこに、社会情勢を考慮したマイスタイルが海外遠征を取りやめたので、横山典騎手の遠征もなくなり、じゃぁもう1回お願いしますという運びになっていました。

 

 

騎手は前走通りとなっていますが、今回の騎乗に関しては紆余曲折があったところがあったので面白いところです。

 

 

また、横山典騎手は前週の日経賞で騎乗停止の処分を受けています。昨年の今頃であれば大阪杯も騎乗出来なかったところです。

 

 

昨秋に制裁の実効に1週間の猶予が認められたので制裁騎手の翌週の騎乗が可能になっています。この辺にもこの方の運の強さを感じます。

 

 

2重3重の障害を乗り越えての騎乗と言う感じが強いので、今回の騎乗を可能にした横山典騎手の引きの強さには注意が必要かもしれません。

 

 

馬主や馬の勝負運の無さは多少気になるのですが、横山典騎手の強運がこれを相殺してしまう事もあるのではないでしょうか?

 

 

ただ、それ以外に問題はいくつかあってまずは本質的な距離適性が判然としていない点は気になります。

 

 

皐月賞3着、ダービー2着と3歳時に距離に目途が立ってい状況ですが、同期で走っている世代限定戦だと能力の高さで本当の距離適性を隠してしまう事もあります。

 

 

古馬になればそれぞれの馬が持つ本質的な距離適性を元にスペシャリスト化が進んでいきます。

 

 

適性の高い馬同士が戦う事で距離の長短はごまかせなくなってしまうものです。

 

 

実際、昨秋は毎日王冠を勝った後に選んだのが天皇賞秋ではなくマイルCSであったのも気になるところです。

 

 

ただ、この時は天皇賞秋にダノンプレミアムが出走予定であったので馬主の意向で使い分けられた結果でもあります。

 

 

距離が長いとの判断で天皇賞秋を回避したのではない点には注意が必要なところで、この距離がまだダメという根拠に使えないところは煩わしいところなのですが。

 

 

とにかく、ベスト距離の1800mから1Fを縮めた方がいいのか、延長した方がいいのか?ダノンキングリーの距離適性がここで試されることは間違いはありません。

 

 

大阪杯の後は安田記念への転戦も決まっている馬なので、今はまだ2000mで無敵と言う結論に至れないのではないかと思います。

 

 

今回まではこなす範囲ぐらいの認識が無難なのかもしれません。

 

 

また、長距離輸送にも不安を残しているのが現状です。経験が少ない事は懸念材料として挙げなければなりません。

 

 

なぜなら、昨秋のマイルCSの敗因が輸送が影響したという事になっているからです。そのせいで、レース当日に状態を落としてしまっています。

 

 

GⅡ3勝も、好走したGⅠ2戦もみな関東圏であったのも事実なので、再度の長距離輸送がどの程度馬に影響するかは考慮しなければいけないファクターになるでしょう。

 

 

ただ、それほどひ弱い馬でもないので輸送も2度目なら慣れが見込めますし、マイルCSもそれで5着なら上々な結果ではあります。

 

 

当日のテンションや馬っぷりなどを注意して観察しておきたい馬の1頭です。

 

 

と、ここまでネガティブな話を先行して書いてきましたが、それ以外は特に問題があるとは思っていません。

 

 

ヨーイドンの競馬でも、ハイペースの我慢比べでもどんな展開になっても他馬を上回る末脚を確実に繰り出せているので流れに左右される心配がまずありません。

 

 

また、周りの左右に問題がありませんし、大阪杯と高相性の皐月賞好走馬でもあります。

 

 

横山典騎手も「GⅠを勝てる馬」と高い評価をしているので、能力的には余裕で足りているでしょう。

 

 

能力面でジャッジするなら上位にとって然るべきポテンシャルを持つ1頭です。

 

 

なので、評価の手順としては、大阪杯を勝てる馬と言う評価にまずはしておいて、距離や輸送などマイナス査定でどれだけ減点になるか?

 

 

そんな感じにしておけばいいのではないでしょうか?

 

 

距離に問題がなく、輸送も問題なくクリアしていれば勝つのはこの馬と言う可能性も大きいと思います。

 

 

 

 

 

ロードマイウェイ

 

 

5連勝で重賞制覇。本格化の過程がメールドグラースと似ているので私もそういう馬なのかなぁと思っていました。

 

 

が、金鯱賞であえなく撃沈してしまい評価を変更する必要に迫られました。

 

 

ただ、厩舎的にはまだまだGⅠ級の馬と言う評価が定まっているという事ではないようでして、金鯱賞も試金石的な考えで使っていたようです。

 

 

金鯱賞の結果でGⅠを連戦するか、GⅡ~Ⅲを使っていくかの判断をするつもりがあり、最初から力試しの一戦と位置づけていたようです。

 

 

その割に12頭立て10着(1.2秒差)と言う結果だったのに、大阪杯にエントリーしてきたのはおかしな話なのですが・・・

 

 

まず、前走の敗因を簡単に説明しておきます。

 

 

この馬自身もスタートで出負け気味だったのですが、その後両隣の馬に挟まれてしまいます。この接触の不利が影響してポジションが後ろからとなってしまいました。

 

 

この点に関しては、気の毒だったと思います。以降は後方3番手のラチ沿いを馬なり追走していただけとなりました。

 

 

ペースは超ドスローだったのでもう少し道中で動いて行くべきだったのですけど、気性的な問題を抱える馬なのでそういうことが出来ません。

 

 

押して行くとかかり気味となってしまう可能性があったので川田騎手も動くに動けなかったとレース後に述懐しています。

 

 

この様な点はこの馬のそもそもな所なのですが、軌道に乗るまでに時間がかかったのもこの気性に問題があったからだと言われています。

 

 

以上のことから金鯱賞の結果は事故扱いぐらいの方がよく、度外視して見ておく必要があると思われます。

 

 

そこで再度試金石のつもりで大阪杯に参戦してきたのではないでしょうか?阪神コースは相性もいいので丁度良いというのもあるでしょうし。

 

 

なので当然チャレンジャーと言った立場が今回の立ち位置になります。

 

 

さて、馬のキャラについてですが結構悩ましい馬のようです。この点を深堀りしておけば本格化を妨げていた原因がよくわかると思います。

 

 

・エンジンのかかりが遅い→だから本当は距離が長い方がよい。

 

 

・レースでは気性難から気負いやすく行きたがる→なので距離は短い方がよい。

 

 

このように馬の性能と気性が真逆に作用してしまうのでこれをかみ合わせるのは至難の業になってきます。だから出世も遅れたのでしょう。

 

 

連勝中にマイル~1800mを使い分けるようにしていて、思い切って距離を伸ばすという事が出来なかったのだと思われます。

 

 

チャレンジCの頃にはそ気性の問題が解消し始めていたので、2000mと言う距離に挑戦したというのがこの馬のそれまでの経緯です。

 

 

チャレンジCの時は折り合いなどが上手い事行ったのですが、金鯱賞であのようになったようにまだ常に平常心を保てるような盤石さはないのでしょう。

 

 

こういう馬なのでいかにレース当日に落ち着いているかどうかが重要であり、この馬の好不調を読み解くカギになるだろうと考えています。

 

 

そして、奇跡的に性能と気性がかみ合えばチャレンジCの様な強い競馬が可能になります。

 

 

このレースは本当に強かったと思いますし、この馬のポテンシャルの高さを物語っていると言えるでしょう

 

 

チャレンジCは開幕週のイン前有利の馬場状況でありながら、4角7番手のポジションから大外ごぼう抜きの競馬です。

 

 

展開に逆行した末脚で差し切っていますので、能力上位は明らかです。

 

 

そういう力や性能をフルに発揮できる環境さえ整っていればこのメンバーでも十分に圏内な馬だと思います。

 

 

なのでこの馬の騎手が占める割合は非常に大きいのではないかと考えているところです。

 

 

馬の気性をコントロールできる騎手であればパフォーマンスが向上する可能性が高いのではないかと思うからです。

 

 

前走の川田騎手は折り合いをつけて馬に合わせるというタイプではなく、自信の理想を馬に強要することで馬の力を引き出すタイプです。

 

 

何かと理詰めの騎手なので金鯱賞のような不意のアクシデントから立ち直らせて好走させられる騎手ではないと思います。例えば、昨年の安田記念がそうでしたよね。

 

 

その点、武豊騎手のような折り合い重視の騎手とは手が合っているかもしれません。馬まかせに乗ってよいところを引き出してくれるのではないでしょうか?

 

 

今回の鞍上変更はそのままこの馬の上積み要素としていいと思います。

 

 

加えて最内の絶好枠を引いています。スタートを上手く出て、馬群で折り合えれば前走以上の走りぐらいは出来るのではないかと思います。

 

 

 

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